CASBEEとは?
CASBEEとは、建築物を環境性能で評価し格付けする総合的な評価システムのことです。
2001年4月に国土交通省の支援のもと産官学共同プロジェクトとして開発されました。
建物の環境性能をBEE(建築物の環境効率)と呼ぶ指標で評価します。
CASBEEの届出を忘れると
届出義務違反です。
CASBEEの届け出を忘れていませんか?
工事着工の21日前(役所によっては確認申請の21日前)までにCASBEE届出書を役所などに提出する義務があり、提出していない場合は届出義務違反になります。
特に、不動産の法律チェックにおいて(融資の際にも)現時点ではCASBEEの届出まで厳格に確認されるケースはあまりありませんが、投資用不動産に対する昨今の融資引き締めなどにより、遵法性の観点から、今後はCASBEEにおける義務違反物件に関して融資見送り・・・といった対応もあり得る可能性が出てきます。
2000㎡を超える物件については、役所によっては届出義務があり、届出期限の遅れにより届出義務違反になってしまうのはもったいないため届出期限はこれまで以上に注視するようにしてください。
*2000㎡を超えている物件で、届出が必要になる役所かどうかは、以下の役所一覧をご確認ください。
CASBEEの種類
- CASBEE建築
(届出) - CASBEE戸建て
(認証) - CASBEE戸建て
(届出) - CASBEE戸建て
(認証) - CASBEE不動産
地方自治体で実施している
自治体版CASBEEの
連絡先と届出期日
2023年現在、24の自治体で届出が義務付けられています。
また、東京都で2000㎡以上の建築物を新築(増改築)する場合は、「東京都建築物環境計画書」の提出が義務付けられています。